フィンランド・サウナは、心と体をリラックスさせ清めてくれる場所。まさにウェルビーイングの源です。忙しない日常の対極にあるフィンランド・サウナでは、ストレスを軽減し、睡眠の質を高め、あらゆる面でウェルビーイングを向上できます。

世界には数多のサウナがありますが、そもそもsaunaは、唯一他の言語に訳すことの難しいフィンランド語の言葉です。では、フィンランド的なサウナとはどんなサウナのことなのでしょうか?

フィンランド・サウナのつくり

典型的なフィンランド・サウナは木でできた部屋や単独の建物で、中にはさまざまな高さの木製ベンチがあります。本物のフィンランド・サウナでは、室内を効果的に温め続け、かつ床に水が溜まらないよう、適切な断熱と排水が重視されます。その鍵のひとつが、良好な換気システムです。熱気の充満した室内でも、新鮮な空気がサウナ内をうまく循環すれば、楽に呼吸をし続けられます。フィンランド・サウナの設計については、こちらの記事(英語)で詳しくお読みください。

フィンランド・サウナの温度は世界の他の国々のサウナと比べても穏やかで、70〜100度くらいです。フィンランドのサウナ室は、電気または薪焚きのストーブによって温められ、その上部には石が積まれています。フィンランド人のサウナ浴を特徴づけるのが、その焼け石に水をかけて発生させた蒸気(フィンランド語で「ロウリュ」と呼ぶ)を浴びる、という行為です。ロウリュにより、柔らかな熱気が一時的にサウナ室を満たします。フィンランド・サウナの適正湿度は40〜60%のあいだです。

上述した特徴を満たしている限り、フィンランド・サウナのサイズや形状に規定はありません。都会のど真ん中にも、田舎にも、水上にだって、フィンランド・サウナを建てることは可能です。スパでのリラクゼーションに、ジムでのセッション後の疲労回復に、友達や家族との時間を過ごすために、と、その利用目的もさまざまです。

 

フィンランド・サウナに入ってみよう

焼け石に打ち水をしてロウリュを発生させることに加え、サウナ浴の合間のクールダウンも、フィンランド・サウナを楽しむ上での大切な要素です。一般的には、しばしサウナ室から出てフレッシュな水を飲んだり、中庭に腰かけたり、冷たいシャワーを浴びたり、湖に飛び込んだりします。この温冷交代浴は血行を良くし、心拍を上げ、健康効果を高めます。あなた自身がそろそろ十分だと感じたタイミングで一度サウナ室から退出し、しっかり水分補給をすることが、なによりも重要なのです。

これはロシアのバーニャ文化でもそうですが、ウィスキングもフィンランド・サウナ浴中によく行われます。白樺の枝葉を束ねたものを、フィンランド語でヴィヒタあるいはヴァスタと呼びます。これを用いて、サウナの熱の中で肌を軽く叩く施術が、ウィスキングです。サウナの中には素晴らしい香りが広がり、白樺の樹液が肌をやさしく浄化してくれます。ウィスキングには、血流を良くし、関節や筋肉の痛みを緩和する効果もあります。

フィンランド・サウナ浴は、喜びとリラックスに満ちた体験だと言えます。他の多くのサウナ文化と比べても、フィンランドのサウナではこれといったルールや禁止事項はなく、どれくらい長くサウナ室にいるか、どれくらいの頻度でクールダウンを行なうか、いつロウリュをかけるかなど、まったく決まりはありません。とにかく重要なのは、自分自身の身体の感覚に耳を傾け、それに従うということです。誰しも、さっとサウナから出たい日もあれば、一日中でもサウナ浴をしていたい日だってあるでしょう。

一般ルールこそありませんが、多くの公衆サウナや、ホテルやスパのサウナでは、そこでどのように振る舞ったら良いのか、親切に教えてもらえます。その場で自分から誰かに尋ねることもできるはずです。フィンランド人はいつだって、喜んであなたのサウナ浴をお手伝いしますよ。

Join our mailing list!

We'll email you valuable sauna information.

Strategic partners

  • Harvia Sauna & Spa
  • Interbad
  • Visit Jyväskylä Region
  • Sokos Hotels
  • Sauna Capital Tampere