空間をより機能的にする、スタイリッシュなサウナ照明づくりとは?

照明は、サウナに雰囲気と安全性をもたらしてくれます。昨今は、サウナの照明デザインにも数多くの選択肢があり、選ぶのが難しいかもしれません。LED照明と光ファイバー照明のどちらがサウナに合っているのか?ストーブや温度計をライトアップしてみてはどうか?それともシンプルな照明設計で行くべきか…?

照明には、常に実用性と安全性の課題もつきまといます。ここでは、実用性も重視しながらスタイリッシュな照明をサウナ空間に取り入れるコツをご紹介します。

サウナの照明設計で鍵になる課題

サウナ空間は、雰囲気を重視したほうがいいのでしょうか、それともより明るくすべきなのでしょうか? サウナ照明選びに関わる他の要素と同様に、光の量についてはあなた自身の好みを信じるべきでしょう。他の人の意見も聞いてみる価値はあります。ですが、最終的には誰もが自分のサウナの一番の専門家なのです。

背もたれの裏に取り付けられた照明は、均一な光をもたらします。

ただし、光の量については目安となるルールもあります。照明はムードづくりにおいて大事な要素ですが、安全面からもある程度の明るさは必要です。

また、光の必要性は入浴者の違いによってかなり差があり、好みの問題だけではない場合もあります。例えば、60歳の人は20歳の人に比べて、ものを見るために約2倍の光量が必要になります。

もっとも簡単な解決策は、照明に調光器を設置することです。これによって、サウナを利用するユーザーごとに、綿密に好みの明るさに調整できます。

照明がサウナの内装に最後のひと工夫をプラスする

照明器具の配置決めは、サウナの雰囲気を左右するもっとも重要な要素のひとつです。入浴者ではなく、あくまでサウナ空間を照らすというのが絶対ルールです。

照明付き温湿度計Aspectuは、サウナを彩りながらも実用的。

光は、さまざまな方法で空間に取り込むことが出来ます。天井からの光とベンチ内部に組み込まれた光、どちらがより快適に感じるかも一考する価値があるでしょう。スポットライトと間接照明では、どちらがサウナに適しているでしょうか? 照明デザインは、例えばストーブのライトアップによって完結することもできるのです。

サウナ室によっては、安全性や快適性のために照明が不可欠になる箇所があるかもしれません。ベンチ、ロウリュ用の水を貯めるボウル、サウナ温度計もそれに含まれます。最新のトレンドのひとつが、サウナの天井に間接照明を設置する手法です。ストーブまでの距離によっては、ガラスファイバーや、”Sauna Ultra Ampient LED”ストリップを仕込んだ工学ガラスバーを使用することも可能です。

ライトアップされたサウナストーブと、サウナ桶代わりのウォーターボウルを囲むクリエーターたち:左からカリッティ社CEOで照明専門家のペテル・ルオコネン(Peter Ruokonen)、IKIストーブ社CEOのサムリ・ケルマン(Samuli Kerrman)、IKIのFloatストーブを製作したデザイナーのエーロ・アールニオ(Eero Aarnio)。ストーブの周囲を照らすことで、まるでストーブが浮いているかのような錯覚に陥ります。

天井や背もたれ裏の間接照明が連動すると、調和的な雰囲気になります。

最終的な空間の明るさは、照明の数以外の要素にも影響を受けます。例えば、それぞれ白と黒を基調としたサウナに同じ照明を設置すると、白いほうでは明るすぎ、黒いほうでは

薄暗いと感じるかもしれません。つまりサウナ空間の色味も、照明の選択に関わってくるのです。

サウナにはLED照明?それとも光ファイバー照明?

照明デザインにおいては、安全面での規制も考慮する必要があります。それによっては、利用可能な照明技術や配置が制限されてしまうからです。

サウナの背後や天井のサウナ室内照明は、両端を光ファイバーで照らした光学ガラスバーでつくられています。

現在もっとも人気なのは、LED照明と光ファイバー照明、およびそれらのさまざまな技術の組み合わせです。製品選びには、設置場所の条件を満たすよう慎重に判断する必要があります。

光ファイバー照明は、ファイバー自体には電気が通っていないため、かなり自由なデザインが可能です。

いっぽう、LED照明の使用には制限があります。サウナ室内では、ストーブ周りなど、LEDを設置してはいけない場所が存在します。ストーブからLED設置箇所までは、各方向に少なくとも50センチはあける必要があります。そのため、ストーブ部分の照明は光ファイバーでしか行なえません。

カリッティが教える、スタイリッシュなサウナ照明をつくるコツ

・サウナの内装全体と一緒に照明をデザインする。

・光量や色味の調節が可能な照明を使用することで、快適性が増し、さまざまな雰囲気を演出することができる。

・自分の好みのスタイルについてよく考えてみる。カリッティのセレクションのなかには、ミニマルなものからクリスタルの輝きを放つものまで、さまざまなオプションがあります。

・照明に、空間のストーリーテラーになってもらう。照明を効果的に使えば、空間内の美しいディテールをさらに強調することができるのです。

・照明は誰のために必要なのか?最終的には、サウナを所有するあなた自身の好みに合わせてデザインするのが一番です。

カリッティ製品の詳細情報はこちらから www.cariitti.com

ぜひカリッティのバーチャル・ショールームにお立ち寄りください https://www.cariitti.fi/en/3d-showroom/

日本でのコンタクト先:株式会社 the HOUSE 公式サイト:https://www.the-house1.com/

電話:090-7134-2167

本社住所:〒743-0013 山口県光市中央5−1−20

東京支社住所:〒106-6108 東京都港区六本木ヒルズ森タワー16F

How can we help you?

Titta Pervis

Marketing and Project Manager
Tel. +358449313451

Join our mailing list!

We'll email you valuable sauna information

Strategic partners

© 2024 - Sauna From Finland ry - Privacy policy