2025年6月4日(水)当ウェブサイト英語ページにて投稿された記事です。
フィンランドで水素とカーボンニュートラルの新たな潜在的用途を探る実証実験
Harvia Plc(CEO:Matias Järnefelt(マティアス・ヤルネフェルト)氏、以下「Harvia」)とトヨタ自動車株式会社(執行役員社長:佐藤恒治氏、以下「トヨタ」)は、世界初となる水素を燃料とするサウナのコンセプトモデルを共同で開発しました(本稿執筆時点:2025年6月4日、Harviaとトヨタの調査による)。この協業は、Harviaのサウナに関する専門知識とトヨタの水素燃焼技術を融合させることで、サウナのより持続可能な未来に向けた一歩となります。
両社は、フィンランドの Jyväskylä(ユヴァスキュラ)で今後開催される2つのイベントで、この水素サウナのコンセプトモデルを紹介します。これらの実証実験は、水素の新たな用途を探求し、カーボンニュートラルへの貢献を目指しています。この水素サウナのコンセプトモデルは、ユヴァスキュラで開催される「World Sauna Forum」(2025年6月4日~5日)と「Rally Finland」(2025年7月31日~8月2日)の一部イベントで発表されます。
サウナヒーターに水素を注入することで、蒸気と温かい空気のみを発生させ、使用中にCO2を排出しません。これは、従来の加熱方法に代わる魅力的な選択肢となります。
このコンセプトモデルは、穏やかで心地よい温かさで知られる伝統的なスモークサウナのエッセンスを再現することを目指しています。水素燃焼ヒーターは、炎と温かい空気をサウナストーンへ送り、全方向から均一に加熱します。このプロセスにより、空間は柔らかな温かさで包み込まれ、ストーンに水を注ぐと心地よい蒸気(ロウリュ:Löyly)が発生します。

「トヨタとの協業により、サウナのイノベーションの限界を押し広げ、環境への責任へのコミットメントを示すことができます」と、Harviaのイノベーション・テクノロジー部門責任者である Timo Harvia(ティモ・ハルヴィア)氏は述べています。「トヨタの水素の取り扱いと燃焼に関する深い専門知識は、クリーンエネルギー源としての水素を安全かつ効率的に活用する方法を提供してくれました。このような信頼できるパートナーがいなければ、これほど早く水素を活用できなかったかもしれません。この協業を通して、私たちは環境への影響を最小限に抑える方法を模索するだけでなく、伝統を尊重しつつ未来を見据えた新しいサウナ体験を創造していきます。」
「ユヴァスキュラは、トヨタとTOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(CEO:春名雄一郎氏、以下「TGR-WRT」)にとって、長年共に歩んできた重要な拠点です」と、トヨタ自動車の水素ファクトリー社長、山形光正氏は述べています。「このプロジェクトは、豊田章男会長のリーダーシップのもと、地域社会との強固な信頼関係の上に成り立っています。Central Finland Mobility Foundation(中央フィンランドモビリティ財団(事務局長:新井春香氏、以下「Cefmof」))のイニシアチブにより、Harvia社とのパートナーシップ締結に至りました。Harvia社のものづくりへのこだわりには本当に勇気づけられると同時に、この水素サウナが、水素利用の未来に新たな可能性を開くと信じています。」
サウナとスパ体験のグローバルリーダーであるHarviaは、持続可能で革新的なソリューションを通じて、人々のウェルビーイングの向上に取り組んでいます。製品開発・製造からエネルギー効率の向上、サプライチェーン管理に至るまで、事業活動全体を通して環境への責任を統合し、環境への影響を最小限に抑えながら、世界中で高品質なウェルネス体験を提供する方法を常に模索しています。
トヨタは、カーボンニュートラルの実現に向けて、水素を重要な燃料と位置付け、「つくる・運ぶ・貯める・使う」という水素の領域において、様々な業界のパートナーと連携し、様々な取り組みを推進しています。今後も、水素社会の実現に向け、水素活用のさらなる推進に向けた取り組みを加速していきます。

Harvia について:
Harvia は、売上高、収益性、そしてグローバル展開において、サウナ・スパ市場で世界をリードする企業の一つです。Harvia のブランドと製品ポートフォリオは市場で広く認知されており、包括的な製品ポートフォリオは、個人顧客・プロフェッショナル顧客双方の国際的なサウナ・スパ市場のニーズに応えることを目指しています。
Harvia グループは、フィンランド、ドイツ、米国、ルーマニア、中国、香港、オーストリア、イタリア、エストニア、スウェーデンで700名以上の専門家を雇用しています。本社はフィンランドの Muurame(ムーラメ)にあり、同社最大のサウナおよびサウナ部品製造工場に隣接しています。
https://harviagroup.com/
トヨタについて:
トヨタ自動車株式会社は、革新的で安全かつ高品質な商品・サービスの開発・提供に努め、すべての人に移動の喜びを提供することで、人々の幸せを創造します。お客様、パートナー、従業員、そして事業を展開する地域社会への貢献こそが、真の成功の源泉であると信じています。1937年の創業以来、80年以上にわたり、トヨタは「基本理念」に基づき、より安全で環境に優しく、誰もが共生できる社会の実現を目指してきました。電動化、自動運転、コネクティッドなど、モビリティに関わるあらゆるサービスを提供するとともに、多様なニーズに応える「モビリティカンパニー」への変革に取り組んでいます。
https://global.toyota/en/
Central Finland Mobility Foundation について:
TGR-WRT はユヴァスキュラ市に拠点を構えています。2023年には、ユヴァスキュラ市(市長:Timo Koivisto(ティモ・コイヴィスト)氏)、TGR-WRT、そして Toyota Mobility Foundation(トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男氏))の三者がパートナーシップ構築に関する基本合意書を締結しました。三者は、人と自然が調和した地域社会の実現を目指し、2024年に Cefmof を設立しました。Cefmof は、水素を活用したユヴァスキュラ市のカーボンニュートラル化を支援しています。
https://cefmof.org/
お問い合わせ先:
Harvia:
マーケティングオペレーション責任者: Juho Laurio
メールアドレス:[email protected]
電話番号:+358 40 705 3288
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